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トロントの乳ガンの研究室でラボマネージャをしているママがえるの子育て日記


by kokaeru2
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作文発表会

トロント補習校では、1年に一回2学期に作文発表会、と言うものをする。学校がかなり力を入れている。子かえるたちは、数週間前から作文を書き、推敲し、一週間前には音読練習をするほど、力を入れているのだ。
一時間目は、ちびかえるの発表があった。“10歳の君へ”というテーマの作文で、ちびかえるは「喘息と付き合う」と言う作文を書いた。いつも、子かえるたちの発表はどきどきするのだが、今年のちびかえるは、随分落ち着いていて、声もよく出ていて、しっかり読めていた。聴いていて、今年は安心して聴けた。他の子供と比べると、上手に作文を書く子もいて、もうちょっとがんばらなきゃな、と思う反面、これまでの成長を見てきたら、よく頑張ったとも思う。お疲れ様でした。
2時間目は、ちびちびかえるの発表だった。家ではよく頑張って練習していたのに、本番では、全然声が聞こえない。先生にも、そばに着いていてもらい、親としては、ちょっとがっかり。パパがえるは怒り出すし。お昼当番の時に、先生と話すことが出来て、先生は、最後までがんばって読みましたよ、と褒めてくださった。先生からは、最後までちゃんと自分で読んだので、そこの所は褒めて、声が小さかったからといって、あまり怒らない方がいいかもしれませんね、アドバイスを頂きました。ちびちびかえる、親がえるを前にして、よっぽど緊張したのだろうか。ほんと声が出ていなかった。びっくりするくらい。普段は大きな声なのになあ・・・と思いながらも、ママがえるも、緊張すると声が出なくなるタイプです。「蚊の泣くような声」と言われたこともありました。ちびちびかえるは、ママがえるのそんなところを遺伝しているのか・・・と思うと、もうちょっといいところが遺伝できたら良かったのにね。ちびちびかえるはがんばったんじゃないでしょうか。もうちょっと、自信が付いたら、大きな声で読めるでしょう。そのためにも、音読の練習をしっかりしようね。それに、2月期か、3学期の音読大会が控えているはず。その時は、親がえるは見に行けないから、しっかりがんばってくれ。
パパがえるは大変ご立腹でした。家に帰ったら、ちびちびかえるにどっかーーーんと、大きな雷が落ちた。「クラスのみんなは、おまえのことを笑っていたんだぞ!」とか、ちょっとそこまでは言い過ぎじゃない?と思ったのだが、パパがえるのちびちびかえるを思う真摯な気持ちが通じたのか、ちびちびかえるは、これからがんばろうと思ったようだ。子供を怒るのは難しいと思う。自信を失わせてはいけないし、でも、直すべき所はしっかり指摘しないと、理解できないだろうし。今回は、パパがえるの気持ちが通じて、ちびちびかえるには、怒られてもあまりないマイナスな影響がなかったようで、よかった。ちびちびかえる日本語も英語も嫌いなのは分かっているが、がんばってくれ。
by kokaeru2 | 2011-11-22 04:21 | 子かえるたち