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トロントの乳ガンの研究室でラボマネージャをしているママがえるの子育て日記


by kokaeru2
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誕生日パーティーに呼ばれる

クリスマス前の日曜日、子かえるたちが誕生日パーティーに呼ばれて、その子のお宅に招かれた。誕生日の子はちびかえると同じ学年の女の子のIちゃん。去年、一昨年と同じクラスだった。それに、放課後のデーケアーも同じ。でも、その女の子から好かれて誕生日パーティーに呼ばれたわけではないのだ。家で誕生日パーティーをしてIちゃんが女の子ばかり呼んだら、彼女の弟、D君がつまらないから、お母さんから、男の子も呼びなさい、と言われて、子かえるたちが選ばれたようだ。と言うのも、ちびちびかえるとD君は学年が違うのだけれども、3年間モンテソーリーに行っていた。それに、ちびちびかえるはモンテソーリーで最初の一年間は、Iちゃんをお姉さんのように慕っていたのだ。(今は随分違うけど。)そう、だから、IちゃんとD君とは、子かえるたちがトロントで学校に行き始めてからの知り合いなのだ。ある意味、かえる家にとっては、長く知っている数少ない家族の一つかも。
最近、彼らは学校の近くに家を買ったそうだ。それまでは、地下鉄の駅の近くのコンドに住んでいた。10月ぐらいから、帰る方向が違うなあ、と思っていて、12月のインタビューの時に行われているブックフェアーで会ったので、その時に、家を買って引っ越したのだと聞いた。学期の途中の引っ越しで、大変だっただろうなあ。やっと、落ち着いたようだ。学校から徒歩5分ぐらいの場所。駅からはちょっと遠いけど、車もあまり来ない、静かな場所だ。庭も広いし、大きな木。一軒家いいなあ。ちなみにお値段を聞いたら、日本円にして、だいたい6千万ちょい(一ドルを百円と換算)。いろいろ、家を買ったときの苦労や教えてもらった。
11月にも子かえるたちは誕生日パーティーに呼ばれた。ちびちびかえるのモンテソーリー時代の同じ学年のお友達のS君から。学校に行くようになって、同じクラスにならないので、あまり一緒に遊んでいないようだけど、彼の家族がちびちびかえるたちのことを覚えていてくれた。S君もIちゃんやD君も共稼ぎのうちで、ある意味、モンテソーリーのデーケアーでのつながりなのだ。時間的に、働いていないお母さんたちと出会う時間がないから、付き合いもない。となると、やはり働いているお母さん同士の付き合いになる。(あんまり時間がないんだけど。)ふと、Iちゃんの誕生日に呼ばれて、S君の家族といい、Iちゃん、D君の家族といい、かえる家のことを覚えてくれていて、嬉しいな、と思った。外国人で、更に働いているとなると、地域のつながりが乏しくなる。そんな中で長い間知っている家族がある、というのは、ちょっと嬉しくなる。こんな家族の付き合いを大切にしないとなあ、と思ったのだった。
by kokaeru2 | 2011-12-20 03:46 | 子かえるたち