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トロントの乳ガンの研究室でラボマネージャをしているママがえるの子育て日記


by kokaeru2
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6月12日 トロント到着 イミグレは大変だった

ところ変われば品変わる。国が違えば、手順が違う。システムが違う。
アメリカで非移民ビザの場合(移民ビザは取っていないので、わかりません。)渡米前に米大使館、あるいは領事館を通してビザスタンプをもらって、それを持って、渡米となる。ビザスタンプとは、アメリカに入国する際に必要なもの。カナダの場合、ビザは一部の国だけが必要です。日本人の場合、ビザはいりません。かえる家はpermit(許可証)が必要でした。それで、ニューヨークのカナダ領事館で、work permitを申請し、引換券をもらって、渡加したわけです。
空港について、入国審査があります。もし、観光なら、入国審査終了後、そのままラゲッジクレームへ行って荷物を取って、空港を去ることが出来ます。かえる家の場合、観光で入国したわけではないので、入国審査のあと、空港にある、移民局(Immigration)に行って引換券を本物のwork permitに変えてもらうわけです。渡加前に、work permitを申請して、引換券をもらって、入国の時にwork permitをもらうんですよ、などと聞いていたが、ぴんと来なかった。自分で、そのプロセスを見て、なるほど・・・などと思ったわけである。当たり前なんだけど、アメリカと違うのね。
移民局のオフィスはきっとメキシコからの季節労働者の団体さんご一行がいて、長蛇の列。トロント空港に着いた時、子かえるたちの体内時計は真夜中。眠たくてたまらないちびかえるは、泣く泣く歩いていたけど、移民局のオフィスのいすを見ると、なだれ込んで、寝てしまったよ。弟ちびちびかえるは、まだ小さいので、ママがえるが何とかだっこできるんだけどね。がんばったよ、ちびかえる。やっと順番が回ってきて、あとちょっとで解放される・・・と思ったら、書類は全然問題がないんだけど、時間がかかるんだわ、事務処理に。まあ、4人分の正式なwork permitを一枚一枚入力してプリントアウトしていたら、時間がかかるようです。それに、work permitの引換券に書かれた、reference numberがパパがえるとママがえると入れ替わっていたし・・・
2時頃飛行機はトロントに着いたけど、移民局を出た時は、4時頃だった。さあて、かえる家の荷物は???とっくに出てきているはずで、広い空港で、半睡眠状態の子かえる二人連れていると、荷物を探すだけでも時間がかかってしまいます。かえる家の当初の予定では、ボストンからの引っ越し荷物はかえる家はトロントに到着する時には、すでにアパートのあるはずだった。引っ越し業者とのちょっとしたミスコミュニケーションのため、引っ越しの契約サインをしたパパがえるが税関に行ってサインしないと、荷物は引き渡しされないと。(そんなこと、聞いてないぞ!)そんなわけで、不動産やさんのご厚意で、彼のマンションのゲストルームにこの日は宿泊することが出来ました。(残念ながら、かえる家の住んでいるマンションには、ゲストルーム、ないんだなあ・・・)
そんなこんなで、トロントの移民局を通過できたのでした。引っ越し荷物は、パパがえるの同僚のG君が、手配してくれていて、次の日届くことになりました。
かえる家のトロントでの第一歩が始まったわけです。
by kokaeru2 | 2007-07-16 22:17 | 生活の立ち上げ