人気ブログランキング | 話題のタグを見る

トロントの乳ガンの研究室でラボマネージャをしているママがえるの子育て日記


by kokaeru2
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

セミナー:Parenting- The Tween Years

サイエンス以外のセミナーも大好きな、ママがえる。トロントでも、雇用者のためのセミナーを見つけました。Human ResourceのWellness Programで、月に一回、雇用者が快適に暮らせるためのプログラムを用意しています。ボストンの時もありましたが、Human Resourceが充実しているのが、いいなあ、と思います。日本の企業、病院でもあるのでしょうか?日本の企業は、金銭面で福利厚生を充実しているような気がしますが(どちらかというと、ハードウェアー)、こちらは、カウンセリング、フィットネス、など生活の質を向上するための福利厚生(ソフトウェアー)が充実しているような気がします。

The Tween Yearsとは、ティーンエイジの前の子供達(7-12歳)のことを指すようです。ちびかえるも、The Tween Years突入目前なので、ママがえるは予習のために行ってきました。何となくわかっていることを、系統立てて説明されると、すっきりします。また、自分の弱いポイントや忘れやすいポイントなどがはっきりします。
キーワードは
Self esteem
Communication
Discipline
Praise and Reward

講師の方が言っていましたが、The Tween Yearsは親にとっていい時期だそうです。ちょっと、肉体的に楽だし、子供の大きな成長が見られて、親としての喜びもあるし。この後の、思春期はまた大変なようです。その備えのために、親にとって休息の時かもしれません。ただ、一方で、その思春期の備えのために、よい親子関係を築くことも大切だな、とセミナーを受けて思いました。
The Tween Yearsは親の価値観をまだ受け入れる時代だそうです。でも、思春期になって、それはもろくも崩れていくように見えます。まあ、親の価値観に反抗するのがこの時代でしょう。でも、その後、また親の価値観がその子の中に戻ってくる、と講師の人は言っていました。子供が学校に行くようになって、「これで自由時間ができるわ!」じゃないようですね。The Tween Years時代に身につけた価値観はその子が大人になっても大きな影響を与えるようです。学校や友達からもいろいろな影響を受けますが、まだ、家庭は大きな役割を果たすようです。

このようなセミナーに出ると、どのようなことに親が悩んでいるのかも、ちょっとしたヒントもえられます。これも講師の方が言っていたのですが、親業はほとんどトレーニングもなく始まるって。親として、不完全だけど、それでいて、達成感も大きい、とも。働いていると、親業に割ける時間が少なく、不安も大きいけど、こんなセミナーに出席できるから、ラッキーなんだろうな。
by kokaeru2 | 2008-02-05 01:41 | 暮らし