トロントの乳ガンの研究室でラボマネージャをしているママがえるの子育て日記


by kokaeru2
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コールドスプリングハーバー

ニューヨーク州のロングアイランドのコールドスプリングにある生命化学の研究施設、コールドスプリングハーバー研究所。年間、いくつものミーティング、コースも開催している。ママがえるの新しいボスは、コールドスプリングハーバーのラボから移ってくるのだ。
コールドスプリングハーバーのウェブサイトを見ると、最寄りの空港からどうやっていくんだ???と思ってしまう。最寄りの空港、JFKからもラガールからも公共交通機関を使うことはできないし、タクシーでも1時間ぐらいかかる。タクシーで1時間。いくらかかるんだ!!幸い、秘書の方が、シャトルを予約してくださったの、深く悩むことはなかったけど。そのくらい、交通の不便なところにあります。でも、訪問者は多いんだよね。
パパがえるに言われたとおり、研究施設以外、ほんとに何もない。トロントとは大違いだ。周りに何もないので、研究に集中できる環境ではあると思う。でもボストンやトロントの研究施設を見てしまうと、コラボのしやすさとかを見ると、ちょっと見劣りがするかんじがする。その分、ミーティングやコースで補っているのだろう。
ボストンやトロントでは、あまり遅くまで仕事をしている人はあまり見ないけど、ここでは、ずいぶん遅くまで仕事をしている人が多そうだ。周りが安全だから、遅くまで仕事しても怖くないんだろうなあ。ボストンやトロントは、明るいうちに仕事を終わらせよう、って感じがする。中には、すごい夜型の人がいるのも知っているけど。
トロントは、高層ビルがじゃんじゃん乱立しているのに比べて、コールドスプリングハーバーは、平たい。パパがえるの言うとおり、コテージみたいな建物が、まばらに建っていて、その中に研究室がある。今まで、できたばかりの建物の中の研究室にいたので、ボスのコールドスプリングハーバーの研究室は古そう、年季が入っているなあ、と思ってしまった。それに、とても小さい。ものを置くスペースが限られている。ただ、外見と中身は違う。イントラネットの充実していそうだし、イントラネットを介してジャーナルのアクセスも悪くない。(トロントよりいいかも?!)コアファシリティーも充実している。顕微鏡の部屋を見せてもらったけど、いい顕微鏡が揃っている。一つ、不便だと思ったのは、オンラインオーダーでないこと。リクイジションナンバーの付いた紙にカンパニーごとにいちいち品物名を書いて、それを購買部に院内便で送らなきゃいけないんだから、ちょっと、大変そう。でも、これは贅沢か。
ラボの人は、みんな気さくだ。ボスも、ラボの人たちとよくコミュニケーションを図っていると思う。どうも、ボスはアルコールがお好きなようだ。コールドスプリングハーバーの研究所内にパブがある。(周りに何もないからだろうけど。)徒歩1分でパブに着けちゃうんだから、そりゃあ、飲む回数も増えるかも。お酒が入れば、堅苦しい話ばかりじゃない。仕事以外の話もすることによって、人間関係を築きあげているんだ。ママがえるは、飲む時間までラボに残っていられないから、代わりにパパがえるを誘ってあげて、と頼んでおいた。ラボの人間関係は、ぎくしゃくした感じがしない。ボスがアルコールパワーを借りて、円滑にしているのだろうか。ボス自身が、ラボの雰囲気がよくなるように、気を遣っているからだろう。夏には、みんなで2泊ぐらいのキャンプに行くそうだ。そのとき、家族持ちでも子供は連れて行かないそうだ。ママがえるは行けるかなあ?トロントでは、徒歩1分でのパブなんてないけど、ちょっと歩けばあるはず。だって、近くに大学があるんだもの。学生用の安いパブがあるはずだ。ママがえる、サーチしておかなくっちゃ。来年の夏のキャンプもかしら??
コールドスプリングハーバー滞在中、肝心の細胞培養ですが、一応一通りママがえるもやってみました。問題は、トロントでも同じようにできるか。ボスは、一足早くトロントに戻ったのだけれど、そのとき、彼は80個ぐらいのプラスミドを濾紙にスポットして持って行った。いったい誰が、トラフォメしてミニプレップするんだ・・・やっぱり、ママがえるかしらねえ。トロントに帰ったら、早速ショッピングリストも待っている。頭がくらくらしてしまった。
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by kokaeru2 | 2008-11-12 05:35 | 仕事・研究