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トロントの乳ガンの研究室でラボマネージャをしているママがえるの子育て日記


by kokaeru2
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カナダの永住権

かえる家も海外生活10年目。いつまで海外にいるか分からないので、カナダに来て2年目に永住権の申請をした。できたら、ワークパーミットの申請前に永住権がとれたらいいな、と思っていたのだ。しかし、まるまる2年もかかってしまった。と言うのも、いろいろな変更があり、ママがえるたちが申請書を送った11月には、まだマニラに提出だったのが、書類が届いた12月の始め頃に、カナダ在住の場合は、一度カナダに提出しなければならなかった。その書類がマニラから戻って来たのが3月の中頃。およそ5ヶ月余分に時間がかかってしまった。。カナダ国内に出したら、今度はアメリカのバッファローに送るように指示があり、書類が整って、審査を始める、と連絡があったのは7月で、最初に書類を提出して9ヶ月ぐらい経っていた。
その後、およそ1年後に、健康診断を受けるように指示があった。(指紋がきれいに採れなかったために、ママがえるのアメリカの犯罪歴証明の取り直しも指示されたけど。)健康診断を受けなさい、と言う指示が来たら、ほぼ、永住権は取れるようです。子の連絡があったのが、日本への一時帰国直前だったので、カナダに戻ってきてから、みんなで健康診断を受けました。移民申請用の健康診断をしてくれる医師は決まっているので、ウェブサイトで探し、予約が必要です。かえる家の場合、バファローからロサンジェルスの事務所に書類が移っていたので、アメリカからの犯罪歴証明と健康診断を受けた証明を送りました。
その後、パスポートをロサンジェルスの事務所の送るように指示されました。パスポートを送って1ヶ月後、パスポートと共にいろいろな書類が送られてきて、その書類を持って、カナダの国境に行けば、永住権のカードが取れることになります。
その国境にいつ行くか。トロントから一番近い国境は、ナイアガラです。それでも片道2時間はかかる。土曜日も日曜日も忙しいかえる家。いつ行くか、悩ましい問題でした。願わくば、感謝祭のロングウィークエンド前にパスポートが戻ってきたら・・・週末に行けたのに・・・・パスポートが戻ってきたのは、感謝祭のロングウィークエンドが終わったすぐ後。幸運なことに、今年からインタビューの日が数週間早まって、PAデーが11月の19日だった。PAデーなら、子供たちが休みなので、親がえるが休みを取って、ナイアガラに行くことにしました。それに、週末より、平日の方が、国境も混んでいない、と聞いていたので。
渋滞を避けるために、朝早くからトロントを出発。渋滞に悩まされることなく、途中朝ご飯のために休憩をしても2時間ちょっとでナイアガラのレインボーブリッジ近くに到着。車でレインボーブリッジを渡るか、それとも車を止めて歩いてレインボーブリッジを渡るか。車で行くと、アメリカの国境で車を駐めて、事務所へ上がって、ぺーぺーワークをしてもらい、戻ってこなければ行けない。11月も半ばで、ナイアガラの街はすかすか。これなら、どこかに駐車場を探せるんじゃないか、ということで、車を駐めて歩いてレインボーブリッジを渡った。ちびかえるが4歳、ちびちびかえるが2歳の時にナイアガラの滝に来たことがあるんだけど・・・どうも記憶にないらしい。歩いてレインボーブリッジから滝を眺めるのは悪くない。元々観光する気がなかったので、カメラも持って行かなかったのが残念。
アメリカの国境で、カナダの永住権のための再入国のために来たことを告げると、そのための書類を作成してくれた。かえる家以外、誰もいなくて、がらがら。待ち時間もなく、書類を作成してもらって、アメリカを出国。同じ道を通って、カナダに再入国。事務所に行くように指示された。カナダ側の事務所もがらがら。待ち時間もなく、すぐに書類を作製してくれる。待つこと10から15分。ペーパーワーク終了。後は、カードが送られてくるのを待つだけ。10時45分頃に終わってしまった。お昼でも何か食べて帰ろうか・・・と思ったけど、どのお店もまだ開いていない。仕方なく、帰ることに。帰りも渋滞に巻き込まれることもなく、休憩無しで1時に家に戻ってきてしまった。何となく、あっけない。
カードが送られてくる前に、新しいSINナンバーと健康保険カードが申請できる。番号が変わるのだ。めんどくさい、と思うけど、さっさと終わらせてしまおう。子かえるたちのSINナンバーは、今月中に欲しいのだ。
by kokaeru2 | 2010-11-20 22:45 | 暮らし